【新規就農】農業をはじめるあなたへ3つの話【大失敗】

農業

新規就農から10年間専業農家を営んだ筆者が、
脱サラして
農業に就こうとしていた当時の筆者に話そうと思う内容を
簡単にまとめてみました。
世によくある農業脱サラ本を出せるほど経歴のしっかりした人生ではなく、
高卒でフリーターや就職するも2、3年で辞めてしまっていたような
うまく線路に乗れていない20代後半の
知識なし、経験なしな筆者に向けて書いた記事です。

 

 

では、以下のことを書いていきます。 

 

    1. 何を作りたいのか、どこでやるのかを決めよう
    2. 就農相談センターや農協に相談しにいこう
    3. 経営計画を立てよう
    4. まとめ

 

 

1.まずは何を作りたいのか、どこでやるのかを決めよう


 
農業といっても色々と種類があります。
畜産、露地栽培、ハウス栽培、果樹、花木などなど。
 
また畜産でも牛や豚、野菜でもトマトやほうれん草などなどがあります。
そしてそれらの中にブランドや品種があります。

さらに育て方のコダワリをふくめると選択肢はもっとふえてきます。
 
育てたいもの、育て方が決まれば適地適作の場所を選んでください。
 
場所が先に決まっているのであれば、その場所にあったものを選ぶといいと思います。

農業技術は進歩していますが、適地適作という基本は不変のものだとです。
 
また、単純に気候の問題だけではなく、
例えば中山間地域で大きな面積が必要な作物をつくるとなると
 田の枚数が何十になったりする可能性があります。これはかなり非効率です。

それから、周辺の田との相性もあります。
例えば、隣の田で水稲をしている場合、
水を嫌うような作物を自分の田で作ってしまうと、思わぬトラブルにあう可能性があります。

必要な情報は何かをリアルに想像していく必要があります。

2.就農相談センターや農協、市役所に相談しにいこう

やりたい内容が決まったら必要な情報をより細かく知るために
各地にある就農相談センターや農協、市役所に相談しに行こう

自分がやりたいことにあった地域なのか
資金はどのくらい必要か
農地は貸して頂けるのか、借り方はどうするのか
などなど

担当の人が就農に関するプロなので
地域の情報、特色、補助金が必要ならその情報など
よく話を伺って経営計画を立てられるように
できるだけ具体的な数字を情報収集をしてください。


農協によって得意な品目が違います
得意ということは、それだけノウハウを持っています
就農する地域の農協の特色を知るのも大切です

3.経営計画を立てよう

当然ですがめちゃくちゃ重要なのでしっかり立てましょう

天候や市況や物価の変動に大きく左右されるので
計画通りにはいかないと断言してもいいほどですが
それでも計画を立てないはあり得ません。

必要資金、経費、売り上げの予測、販売経路や
関連して作業計画も必要です

はじめてみると分かると思いますが
実績のないなか計画を立てるのは困難極まります
なぜかというと、具体的な数字がなかなか出てこないからです。
農協でも部会に入らないと数字が出てこなかったり
先輩農家の方に聞いても販路や栽培方法などでかなり違います

農協の営農担当者と話し合って決めるのがいいと思います

まとめ

はじめの一歩を踏み出すまでにも
考えなければいけないことが山ほどあり
はじめてしまえば、さらに考えなければいけないことが増えます
そして、考えたくないことも増えていきます。

どうか沢山の人から情報を集めて
沢山の本を読んでください
出来るだけ事前に体験をしたり、説明会に参加してください。

そうすると、農業なんてやらないほうがいいという答えに至ると思います。

それでもあなたの中にある熱意が理屈をこえてしまったら
助けてくれる変わり者がそこにはたくさんいるはずです。


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